民藝と芹沢銈介
最近何度目かの民藝ブームが来ているようで芹沢銈介の装幀本などが新しく発行されています そもそも民藝とは生活の中にある美の事なのでいつの時代にも適合していくのかもしれません
最近何度目かの民藝ブームが来ているようで芹沢銈介の装幀本などが新しく発行されています そもそも民藝とは生活の中にある美の事なのでいつの時代にも適合していくのかもしれません
台風一過で10月とは思えないようなあつーいの一日でした。 本で暑さを吹き飛ばすのにおススメなのが河鍋暁斎。 『絵画の冒険者 暁斎 近代へ架ける橋』の図録では 肉筆画のみを集めた展示を紹介していますが、 ここには身の毛もよだつ幽霊や処刑場跡描絵羽織なんていうものまで 描いています。 読み終える頃には、すっかり涼しくなっているはずです。 没後120年記 …
昭和53年~55年発行の羚羊社の三十帖冊子シリーズ 空海書写上の影印は大村西崖版を利用して 原本の1.3倍に展大してあります 空海書写編中の影印は大村西崖版を利用して 原本の1.5倍に展大し、第廿六帖の内容を網羅してあります 伝橘逸勢書の影印は大村西崖版を利用して左ページに訓読があります
ここ数年、写経ブームが起こっておりますが 日本には奈良時代から現代まで多くの写経が行われてきました。 その姿は多様で素朴なものから豪華絢爛のものまであり 仏教に関心の無い方でも楽しむことが出来るのでおススメです 写真にあるものは、『大字妙法蓮華経法師品 第十』という妙法蓮華経の一部です。 和様の行書で書かれた珍しい写経で、のびやかな横線とゆったりと …
去年、パリのプティパレでの展示会でも話題になった国芳の浮世絵ですが 海外での人気に押されて今年は日本国内でもたくさんの展示会が行われています 明日から始まる太田記念美術館では『 国芳ヒーローズ~水滸伝豪傑勢揃』のタイトルで 水滸伝がすべて揃うそうです。 過去の図録と一緒にお楽しみください♪ →太田記念美術館はこちらから
2000年11月2日から12月24日にかけて大倉集古館で開催された仏教美術の展覧会図録です。 彫刻、鏡像・懸仏・金工品・漆芸品・絵画・経典などの図版が155点掲載されていて 個人蔵のためここでしか見ることが出来ない作品がたくさんあります。 宗教的な囲いから離れ俗世で生き続ける仏教美術に 古くから人間の中にある心の美しさや尊さを感じます。   …
20世紀の日本書道会において大きな功績を遺した書家でもあり篆書、隷書、甲骨、金文の研究者でもある青山杉雨の作品をまとめた2冊をご紹介。生前に一度も個展を開かなかったことからいま青山杉雨の作品を勉強したい人たちにとっては欠かせない図録です。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売です
古典の臨書をするときに拓本が見にくかったり、複雑な文字に混乱することがあります そんな時に良い先生が必要となるわけですが、独学で勉強したい時もあるのです。 そこでおススメなのが近現代の書家の臨書手本です。 古典に比べると見やすく、全体の捉え方の勉強にもなります。 ぜひ独学に行き詰った時に手に取ってみられてはいかがでしょうか
毎日蒸し暑いですが、こんな時には少し昔の時代に思いをはせて 江戸の浮世絵でも見てみましょう。 浴衣姿の女性たちと花火を見ると涼しい風が吹いて来そうな気がします。 江戸の浮世絵展覧会図録も沢山出ています。ご覧ください
久しぶりに畦地梅太郎の版画をご紹介します どれも愛嬌のある楽しい作品です