All posts tagged: 日本美術

図録『没後150年 坂本龍馬』静岡市美術館ほか 2017/07/13

歴史上の人物の名前を付けた展覧会は数多くありますが その中でも最も多く開催されているのが坂本龍馬かもしれません。 その人気は絶えることなく現在も2016年から2017年にかけて没後150年記念として 全国4か所を巡回して(京都国立博物館・長崎歴史文化博物館・東京都江戸東京博物館・静岡市美術館)行われています。 歴史を追いつつ、龍馬個人の書簡など人生 …

『国宝 古今和歌集序(巻子本)』大倉集古館 2017/7/01

大倉集古館で2012年に開催された『国宝古今和歌集序と日本の書』の関連書籍として 出版された『国宝 古今和歌集序(巻子本)』を今日はご紹介します。 実寸よりも少し縮小して掲載されているようですが 紙の上から下までびっしり書かれているにもかかわらず 軽やかで流れるような連綿には目を奪われます。 修復時の話なども書かれていて 時代を超えて大事にされてい …

畦地梅太郎の版画 

今回入荷した山男はちょっと誰かに似てそうです。 あなたの周りにいませんか? 記事掲載日:2017/05/30 【畦地梅太郎の版画をお持ちで売られたい方は】 ◇◆古本の買取り承ります◆◇ 買取りについてのご相談・ご依頼は買い取りフォームまたはメール、 電話にてご連絡いただけますようお願いいたします。 買い取りフォームから本の写真を添付いただくと簡単で …

『本阿弥切』清雅堂 2017/05/25

久しぶりに入荷した清雅堂の「本阿弥切」をご紹介します 昭和25年にコロタイプ精印で発行された37㎝×23㎝の大判サイズです。 白黒ですが文字がはっきりと見やすくて 色付きで見るよりもなぜかいきいきと魅力的に見えます 臨書するのにおすすめです

『吉兆』湯木貞一 入江泰吉(写真) 2017/05/18

料亭吉兆の昭和53年に発売された本『吉兆』を改めてみて 日本料理の世界のすばらしさに唸らされた 本編は月毎の庭、料理、軸の写真で構成されているのですが どれが欠けても足りないくらい見事に一つの世界が作られています。 別冊には作り方なんかは載せずに 写真にある食材をなぜ使っているかなど、湯木氏の興味深い解説がされています。 もちろん軸とお庭の説明もあ …

畦地梅太郎の版画『黒姫山』

今度入荷した畦地梅太郎の版画は長野県の黒姫山を描いたものです。 緑でも白でもない畦地の黒姫山ですが、山のボコボコしたところが黒姫山らしさでしょうか 赤い山と青い空のコントラストが素敵な一枚です 記事掲載日:2017/05/14

『静嘉堂茶道具名品選』2017/05/13

コンビニの店頭にも抹茶味の商品が増えてきて すっかりお茶恋しい季節になりました 日本人のお茶好きの秘密を調べようと 『静嘉堂茶道具名品選』を見てみると お茶を飲むだけでなく、お茶にまつわる道具や部屋に趣向を凝らすことで お茶そのものの価値を高めている事に気付きました。 週末くらいゆっくりお茶の時間を持ちたいものです 『静嘉堂茶道具名品選』静嘉堂文庫 …