『劉石庵行楷四種真蹟』中華書局 2018/03/14
中国で出版された戦前の清代の政治家で書家の劉石庵の法帖。 本そのものが簡素な作りですが、文字の丸みと相まって味わいがあります。 『劉石庵行楷四種真蹟』中華書局
中国で出版された戦前の清代の政治家で書家の劉石庵の法帖。 本そのものが簡素な作りですが、文字の丸みと相まって味わいがあります。 『劉石庵行楷四種真蹟』中華書局
林宗毅志の個人コレクションである定静堂蔵の中国明清書画を集めた図録 自序にもありますが北宋畫をはじめ掲載されていない物も多くその点は残念ですが 全体的には小ぶりながら良品が多く明清絵画を見渡すのにちょうどいいサイズ感です 巻末に作家小傳として作家の解説もついています
中華人民共和国建国30周年記念で行われた 北京榮寶齊の展覧会図録です 呉昌碩、斉白石ほか清代の巨匠から范曽、董寿平まで 他には文房四寶など貴重なお宝も沢山掲載されています 西武百貨店池袋店7階の大催事場で 中国の超一流画家の作品が展示販売されていたことに時の流れを感じます
彩色画なのに黒が多くて 更にはそこに出てくる鳥も黒い。 不思議な魅力があふれる李苦禅の花鳥画は 一度見たら忘れられないです。
王鐸の草書の法帖ですが、文字の大きさも半紙に臨書しやすいサイズで 墨の潤滑もわかりやすく、お手本として利用するのに最適です 『王鐸草書五律巻』西東書房 昭和50年
中国清代の画家 惲南田(壽平)の山水画集 大正7年にコロタイプ精印で印刷された12枚の絵が美しい1帖 コロタイプならではの柔らかな独特の雰囲気が 山水画によく馴染んでいます 『惲南田山水冊(帖)』小林寫眞製版所 大正7年
そろそろ年賀状が気になる季節となりました 来年は戌年だから飼い犬の写真でもプリントするか、 はたまた筆文字に挑戦するか。 でも何を書くか迷ってしまうときにおススメなのが『愈曲園百壽字刻本』 沢山ある≪壽≫の文字から好みに合ったものを使ってみてはいかがでしょうか 一字ではなく何文字か書いてみても楽しいかもしれません
清代の政治家でもあり文人として詩画書の名手であった鄭板橋の文字 には引き込まれるような個性的な魅力があります。 楷書のような禮書のような不思議な感覚に陥ります 『鄭板橋書画集』1995年
瓦の突端に付ける柄のある瓦の中でも文字の書いてある瓦當だけを集めた拓本 清代の金石研究家 陳介祺が集めただけあって文字として美しいものばかりです 瓦當に興味のある方は是非! 『舊蔵 陳介祺文字瓦當百選』同朋舎 昭和61年 1帙2帖
昨日に引き続き趙之謙の書をご紹介します。 作品以外の趙之謙の文字はどんな文字だったのか気になったので 探してみました。 普段の文字にもやはりどっしりとした横線が見られます。 沢山の手紙がこの中には掲載されていますが、 中には「古本店に行っていろいろと探したが、これといふ獲物もなかったが…」 なんていう一文もあるようです。 いつの時代も良い本はなかな …